地域のごみ集積所から収集された「燃えないごみ(不燃ごみ)」を処理する工程についてご紹介します。

ごみの受け入れ・前処理

当センターに運びこまれた燃えないごみは、計量を行った後、プラットホームに排出します。ごみを重機で広く展開してから、人の手で、ごみの中に穴の開いていないスプレー缶やライター等の危険物が混入していないか確認を行います。

また、自動的に選別することのできない、銅・ステンレスや小型家電類などの資源物はこの段階で手選別にて回収します。

これらの作業が完了したごみを供給コンベヤに投入し、高速回転式破砕機にごみを供給します。

破砕・選別

ごみを素材ごとにできるだけ細かく分離し、選別機に投入可能なサイズにするために、高速回転式破砕機で細かく破砕します。その後、磁選機、風力選別機、粒度選別機、アルミ選別機を利用して、ごみを鉄、アルミ、不燃物、可燃物の4種類に分類します。

選別されたごみ・資源のゆくえ

鉄・アルミなどの資源物

資源回収業者に売却しています。最終的に鉄やアルミの原料としてリサイクルされます。

可燃物

本施設の焼却施設のごみピットにコンベヤ移送し、一般ごみと合わせて焼却処理します。

不燃物

最後に残った残さは、陶器やガラスくずなど、リサイクルが困難な不燃物となります。これらは、最終処分場で埋立処分しています。