地域から収集される資源ごみのうち、空き缶、古新聞、ざつ紙、段ボール、牛乳パック、古着・布類は、各構成市町が資源回収業者に直接引き渡していますので、当センターには搬入されていません。

ここでは当センターに搬入されている空きびんや水銀含有ごみの処理についてご説明します。

空きびんの処理

資源ごみとして回収する空きびんは、飲料・ジャム・びん詰め食品・調味料・内服薬など人が口にする飲食料が入っているびんが該当します。
※一升びんやビールびんなどのリターナブルびんは対象外です。販売店が有価(割引券や金券がもらえます)で回収しています。

空きびんは、白色(透明)、茶色、その他の3色に分けて当センターに搬入されます。搬入後、異物の混入や色違いのびんがないかを確認した後、施設の保管場所にて色別に保管されます。

10トンダンプに運べる量が貯留できた時点で、県外のがらすびん再生工場(容器包装リサイクル法の指定法人)に引き渡して、再びがらすびんにリサイクルされています。

水銀含有ごみの処理

蛍光管類は水銀を外部に漏らさずに破砕処理可能な「蛍光管破砕機」で破砕し、破砕物を水銀リサイクルに特化した精錬工場に搬出し、水銀、希少金属類、金属類、がらす等を資源として抽出しています。

現在、国内で流通している乾電池に水銀は含まれていませんが、乾電池も同じ精錬工場に搬出して資源化を図っています。