施設は『焼却施設』と『リサイクルプラザ』で構成されており、『焼却施設』では、可燃物を焼却し余熱を使って発電を行っています。『リサイクルプラザ』では、不燃ごみの破砕・選別と可燃粗大ごみの破砕を行います。
所在地
石川県白山市上小川町７９５番地
敷地面積
２７,１７３㎡
建築面積
７,７９０㎡
竣 工
平成１０年２月２８日
工 期
平成７年７月１１日～平成１０年２月２８日
総事業費
約１５７億円
ごみ焼却施設
一般ごみ・破砕選別後の可燃物の焼却を行います。
ごみ焼却施設の各設備
焼却炉形式
全連続式（２４時間連続運転）ストーカ炉
処理能力
２４０トン／２４ｈ（８０トン×３基）
排ガス対策
- 燃焼温度、一酸化炭素濃度の連続監視制御による完全燃焼を実現し、窒素酸化物・ダイオキシン類の発生を抑制します。
- 消石灰の吹き込みにより、塩化水素・硫黄酸化物を中和吸収します。
- 活性炭の吹き込みにより、ダイオキシン類・水銀を吸着除去します。
排水の処理
逆浸透膜を用いて排水を浄化し再利用するほか、排ガスや焼却炉内への吹き込みを行って処理しています。排水を積極的に循環再利用することによって工場排水を放流しないしくみになっています。
余熱利用
焼却余熱を使って、蒸気タービンを動力として発電を行い、施設内への給電と余剰電力の売却を行っています。また、場内各所の給湯熱源としての利用も行っています。
- 動力 抽気復水型蒸気タービン
- 発電出力 ２,９００kW
リサイクルプラザ
不燃ごみ、粗大ごみの破砕・選別・資源化処理を行います。
リサイクルプラザの各設備
破砕装置
- 低速回転式破砕機（２軸シュレッダー式） ７トン／時間
- 高速回転式破砕機（回転ハンマー式） １２トン／時間
選別装置
磁選機、風力選別機、アルミ選別機、粒度選別機
ストックヤード
空きびん類の貯留（白びん、茶びん、その他びん）
施設配置図
