松任石川環境クリーンセンターは、白山市、野々市市、川北町から発生する一般ごみ、燃やす粗大ごみ、燃えないごみ等を処理する施設です。施設は、『焼却施設』と『リサイクルプラザ』で構成されており、『焼却施設』では、可燃物を焼却し余熱を利用して発電を行っています。『リサイクルプラザ』では、燃やす粗大ごみの破砕と燃えないごみの破砕・選別を行います。

ごみ処理の流れ

ごみの処理は一般的に、「収集運搬」、「中間処理」、「最終処分」の3段階に分かれています。このうち、「収集運搬」は本組合を構成する各市町が行っており、「中間処理」以降の工程を本組合が担っています。

「中間処理」とは、ごみを焼却したり、破砕、選別、圧縮することによって、ごみの安定化・衛生化・無害化・減容化・減量化を図り、最終処分や更なる資源化等の工程にごみを引き渡すための処理を言います。

ごみ処理フロー図

ごみ処理フロー図

※市町によって品種名や収集方法に違いがあります。上図は白山市を例に説明しています。

ごみを燃やす目的

本施設の焼却処理施設では、一般ごみや破砕選別後の可燃物を焼却しています。本施設で焼却処理を行う目的は次のとおりです。

  1. 地域の衛生化
    ごみをそのまま放置しておくと、ごみが腐敗して臭いが発生したり、ごみから害虫や病原菌が発生します。ごみを地域から回収し、本施設で焼却して灰にすることによって、ごみを無害化し地域の衛生化を図ります。
  2. ごみの減量化
    ごみを燃やすと、重量が約1/10、容積が約1/20となり、減量減容することができます。埋立処分する場合、埋立地を長く使うことができ、運搬も容易になります。
  3. 地域の環境保全
    ひと昔前までは、ごみを野焼きする光景が当たり前のように広がっていました(※)。専用の焼却炉を用いずにごみを焼却すると、高温での焼却が困難なため、有害ガスの発生や、燃え殻に有害物質が含まれることがあり、地域の環境に悪影響を与える恐れがありました。
    当施設の焼却炉では様々な種類のごみを高温で焼却することが可能で、また、排気ガスを高度な処理によって無害化しており、地域の環境を保全することができます。
    ※現在は専用の焼却炉を用いずに、ごみを焼却することは法律で禁じられています。
  4. 地球温暖化対策
    当施設でのごみ焼却時には、二酸化炭素を排出する化石燃料は使用していません(※)。また、焼却した際に発生する余熱を使って発電し、施設内でこの電力を使用するほか、余った電力を送電しています。この電力の一部は、二酸化炭素を排出しない、バイオマス電力として国に認定されており、地球温暖化対策に貢献しています。
    ※おおよそ2か月に一度の焼却炉の起動時等に重油を使用しています。

ごみを破砕・選別する目的

本施設のリサイクルプラザでは、燃やす粗大ごみの破砕処理、燃えないごみの破砕・選別処理を行っています。

  • ごみを燃えやすくします
    燃やす粗大ごみを、適度な大きさに破砕して小さくすることによって、一般ごみと混ざった状態でも安定して焼却できるようにします。
  • リサイクル可能な資源を回収し、埋立量を減らします
    燃えないごみは、金属、陶器類、プラスチックなど様々な素材のものがあります。選別せずにそのまま埋め立てると、ごみに含まれる、鉄やアルミなどの資源物や焼却可能なものまで埋め立ててしまうことになります。燃えないごみの中から、できる限り、資源や可燃物を取り出すことによって、埋立処分するごみを減らすとともに、資源の有効活用を図ります。

このように本施設でごみを処理することによって、地域の住みよい環境の保全と持続可能な循環型社会の形成を推進します。