プラットホームで受け入れた燃やす粗大ごみは、相互に向かい合って回転する2本の櫛歯(くしば)状になっている回転式刃物で噛み込むように回転し、ごみを細かく砕きます。刃は上60枚、下60枚で計120枚あります。

刃を回転させる動力は、低い回転で大きな力を発揮するため、強力な油圧装置で動いています。また、カッターピースと呼ばれる特殊な刃は、耐食・耐熱・耐摩耗性に富んだクロムモリブデン鋼という合金で作られており、重さは1個約10kgあります。

ここで破砕されたごみは、長いコンベヤを乗り継いでプラットホーム反対側の焼却施設のごみピットに運ばれます。