焼却炉でごみを燃やした後に出てくる焼却灰と、ばいじんを安定化処理した後の固化灰を貯留するピットです。灰ピットは横幅3.2m、奥行き22.5m、深さ6mの大きさがあり、焼却炉より排出された焼却灰を約10日分貯留することができます。ここに貯められた焼却灰は灰クレーンによって、トラックに積み込まれます。

灰クレーンは最大約1.9トンの灰を掴むことができ、灰をしっかり押し付けて効率よく掴む為に、バケット自身の重さも約2.3トンあります。コンピューターによって自動制御されており、トラックの積載量に合わせて自動的に灰の積み出しを行います。

積み出された灰は、セメント工場に運搬しセメント原料としてリサイクルされるほか、埋立処分も行っています。