ボイラーの最終段であるエコノマイザー(節炭器)を通った約230度の排ガスに、霧状の水を吹き付けて、約180度まで温度を下げます。

排気ガスの温度を200度以下にすることによって、ダイオキシン類の再結合を抑制するほか、この後の集じん装置のフィルターで処理可能な温度まで下げます。

減温反応塔は直径3m、高さ14.5mあり、3ヶ所の減温用の水噴射ノズルから1時間あたり約300リットルの水が噴霧されています。

排気ガスは、減温反応塔を出た後、消石灰・活性炭等を吹き込み、集じん装置へ送られます。

減温反応塔
減温反応塔