焼却炉から発生する排気ガスの熱を利用して蒸気を作ります。ボイラーは合計3基あり、1基につき約300度、2.8メガパスカルの過熱蒸気を1時間あたり、最大約14トン作ることができます。

廃熱ボイラーは本体のほかに、エコノマイザー(節炭器)、過熱器と呼ばれる付属品から成り立っており、800度以上の排気ガスを過熱器、本体、エコノマイザーの順番で熱回収し、排気ガスの温度は230度まで下がります。

ここで作られた蒸気はタービン発電機の動力として使用されるほか、所内の給湯や燃焼用空気の予熱にも使われています。

写真はボイラーの最上部です。ボイラー本体は高さ約12m、付属品も含めた幅は約13mあります。

ボイラー
ボイラー